ネイティブ広告配信プラットフォーム運営のログリー、東証マザーズに上場へ

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東京証券取引所は17日、ネイティブ広告配信プラットフォームを運営するログリーのマザーズ上場を承認したと発表した。上場予定日は6月20日、主幹事は SMBC 日興証券が務める。

ログリーは2006年の創業。DSPサービス「Logly」、ネイティブ広告サービスの「logly lift」、コンテクスト・マッチング・レコメンデーション・エンジンの「Newzia Connect」などを提供してきた。現在販売の主力となっているのは logly lift のほか、2016年11月にリリースしたウェブメディア向けユーザエンゲージメント支援プラットフォーム「Loyalfarm(ローヤルファーム)」など。

これまでに開示されている外部からの資金調達は、VOYAGE GROUP から3億円(2015年6月)、シーエーモバイル、VOYAGE VENTURES、みずほキャピタル、SMBCベンチャーキャピタルから1.2億円(2013年12月)など。2015年6月の VOYAGE GROUP からの出資を受けて、ログリーは VOYAGE GROUP の持分法適用関連会社となっていた。

同社の2017年3月期の売上高は前期比約1.9倍の9億1,180万円、経常利益は4,992万円、純利益は6,352万円。株式保有割合は創業者の吉永浩和氏が30.79%、取締役の岸本雅久氏が17.98%、VOYAGE GROUP が15.24%、アイティメディアが5.36%、VOYAGE VENTURES が5.24%、シーエー・モバイルが5.18%となっている。

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