スクール向けAI&VR英会話学習ツール「Smart Tutor」開発のPlusOne、シードラウンドでDBJキャピタルとD4Vから150万ドルを調達

by Masaru IKEDA Masaru IKEDA on 2018.5.23

サンフランシスコに拠点を置く PlusOne は先ごろ、シードラウンドで DBJ キャピタルと D4V から150万ドルを調達したことを明らかにした。これは同社にとって、以前参加した HTC のアクセラレータプログラム「Vive X」からのエンジェルラウンド調達に続くものだ(CrunchBase による)。

PlusOne は、英会話スクール向けに AI と VR を応用した英会話学習ツール「Smart Tutor」を開発。日本や中国市場でのサービス展開を始めている。スクールでは教育プログラムの一つとして Smart Tutor を取り入れ、VR 空間上での英語スピーカー(PlusOne では「Holosapiens」と呼んでいる)とのやりとりから、AI を使って生徒の発言を7つの評価指標(発音、流暢さ、スピーチペースなど)でリアルタイムで分析する。

PlueOne は、スパルタ英会話をはじめとする日本の複数の英会話スクールに Smart Tutor を導入しており、なかでも教育コンテンツの開発投資に余裕があり、英会話学習に対する生徒のコミット力の高いハイエンドな層に人気を得ているようだ。2019年以降については、企業での社内英会話トレーニングを想定した販売も開始していく考えだ。

VR を使ったビジネスにおいては、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)の普及率などを理由として、C 向けビジネスの展開は立ち上がりに時間がかかるとされるが、PlusOne は B2B2C の形態をとることにより、この問題を克服している。今回のラウンドにおける DBJ キャピタルと D4V の関与は共に純投資と見られるが、PlusOne が日本国内で提携先を開拓する上でのチャネルとしても機能するのかもしれない。

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