建設現場と職人のマッチングサービスを提供する助太刀は5月17日、利用登録ユーザーの数が1万人を突破したことを公表した。サービスインしてから約5カ月での達成となる。
助太刀は建設現場の仕事と職人をマッチングするアプリ。スマートフォンで「職種」と「居住地」を選択するだけで自分に合った現場が届く。今年5月から開始された「即日受取サービス」を利用すると、仕事が終わった時点でアプリから作業代金の申請ができ、セブン銀行のATMで即日に受け取ることができる。
同社は拡大の要因として昨年12月のAndroidアプリ公開、即日受取サービスなどの追加、サポート強化を実施したことなどを挙げている。結果として利用ユーザーである職人の間で口コミを中心に拡大した。
同社代表取締役の我妻陽一氏に聞いたところ、クライアント側の業種としては内装の大工や塗装業、クロス、躯体を扱う型枠大工、鳶職に人気があるという話だった。特に躯体職人は五輪需要で人手に深刻な問題を抱えており、その解決方法としての採用が進んだ。
また、注目度の高かった即日受取サービスについては対応現場の拡大を進めており、月内には結果がまた見えてくるのではという説明だった。
今後は東京圏外のユーザーにも展開することで、国内の建設現場の人手不足解消を目指す。また、「9月にはアプリのリニューアルも計画している(我妻氏)」そうだ。
via PR TIMES
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