短期ルームシェアサービス「weeeks」運営のteritoruがANRIおよびKVPから資金調達、β版では2週間で300人の登録も

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同社代表取締役の日置愛氏

短期ルームシェアサービス「weeeks(ウィークス)」を運営するteritoruは5月14日、ANRIおよびKLab Venture Partnersを引受先とした第三者割当増資の実施を発表した。調達金額や株式比率、払込日などの詳細は非公開だ。

weeeksは短期間のルームシェアが体験できるサービス。サイト上にある企画一覧から興味のある企画に申し込むか、チャットからおすすめの企画をリクエストすることができる。開始前には入居者とグループチャットでコミュニケーションをとった後、実際の入居という流れになる。現在は関東エリアで展開しており、1週間で2万円〜3万円のケースが平均的だ。

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2018年2月にクローズドβ版をリリースした後、正式ローンチ。20代から30代の社会人が現在のメインターゲットだ。登録導線を置いていたβ版の3月時点では、2週間で300人を超える登録者があった。

ルームシェア物件は複数の民泊管理会社との提携により、民泊で埋まり切らない物件を使用している。すべてホスト不在型の家具付き物件で、民泊の集客が難しい閑散期へ同サービスから送客するモデルだ。マネタイズはユーザー提供価格から民泊物件の利用費用などを差し引いた額を手数料としている。

今後の展開について質問したところ、代表取締役の日置愛氏は下記のように回答してくれた。

「マッチング数に関しては、数字というよりも利用シーンにおいてweeeksを使うのが当たり前な世界観を目指しています。実家暮らしの社会人の方のプチ家出場所、1人暮らしにマンネリし社会人の新たな居場所、就職活動中の学生といったシーンを想定しています」(日置氏)。

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