SOSVが台北で運営するモバイル特化アクセラレータ「MOX」がIVSでピッチイベントを開催、新進気鋭の11社が登壇

by Masaru IKEDA Masaru IKEDA on 2018.6.7

本稿は、6月6〜8日に開催される、Infinity Ventures Summit 2018 Spring in Taipei の取材の一部。

ベンチャーキャピタル SOSV が台北を拠点に運営するモバイル特化アクセラレータ「MOX」は7日、台北市内で開催されているスタートアップカンファレンス Infinity Ventures Summit の会場で、アクセラレーションプログラムに参加中のスタートアップ11社を披露するデモデイを開いた。

11社の顔ぶれを見てみよう。

<関連記事>

Bitholla(韓国)

仮想通貨市場は資産ベースで1,600億米ドル、取引ベースで40億米ドルを超える市場に育った。投資家は複数のプラットフォームを管理し、最良の取引レートと最速の取引パフォーマンスを追う必要がある。Bitholla を使えば、一つのインターフェイスで複数のプラットフォームを管理でき、従来の半分の費用での仮想通貨運用が可能になる。

BigGo(台湾)

BigGo は、価格比較とオンラインショッピングのためのサーチエンジン。分野別に価格の透明性を追求し、東南アジアのユーザが安心して、オンラインまたはオフラインで商品を購入できるようにする。世界的に見て、ユーザへのキャッシュバックもできるサーチエンジンとしては唯一の存在。

Bubbleye(台湾)

Bubbleye は、人工知能を使ったモバイル広告出稿の最適化および全自動化プラットフォーム。主要なモバイルアプリやゲームアプリのデベロッパに採用されている。広告費用をリアルタイムで自動調整し、最終的には目標のパフォーマンスを達することを目指す。100万米ドルを調達中。

Portier(アメリカ)

Portier は、ホテルが宿泊客に無料通話・無料インターネットができるスマートフォンを貸し出し、相互にコミュニケーションを取りやすくするためのサービス。ホテルは、外出中の宿泊客に対してもリーチし続けられ、カスタマイズされた、あるいは、タイムリーなプロモーションを展開することで、追加収入が得られる。ホテルには1部屋あたり1ヶ月あたり15米ドルでライセンス、通信キャリアなどと提携してホテルに提供。

Judolaunch(アメリカ)

過半数のオンライン購買客が商品を海外から買っているのと対照的に、オンライン店舗が海外の顧客に商品を販売することは珍しい。商品をローカライズし、さまざまなオンライン広告を使いこなさなければならないからだ。Judolaunch は、店舗が海外市場に販売展開する際、商品一覧、販売者アカウントなどを Amazon のマーケットプレイスで国別(市場別)に作成し、各国別に掲載した商品内容を一元管理できるようにする。140万米ドルを調達中。

Mobio(カナダ)

中国の都市労働者や学生人口の40%は日々、不安やストレスに悩んでいるという。Mobio は、バイオフィードバック(自覚・制御が難しい現象を、センサー等により検出し人間が感覚できる音や光などに変換し対象者に自覚させる)、脳健康、UX デザインを駆使して、労働者、学生、患者などに精神的安寧をもたらすアプリを開発している。カメラを使った心拍数検出や、心拍数の変動に基づいたストレス認知などを可能にする。シードラウンドで150万米ドルを獲得。

Oomph(インドネシア)

Oomph は、インドネシア市場向けにローカライズされたアプリ、ゲーム、ニュースを求めれるスマートフォンユーザ向けに、レコメンドとリワードプログラムを提供する。日本の Spiral Ventures、ジーニー、ユナイテッドから出資を受けている。

Whycall(韓国)

Whycall は、電話番号データベースの共有により、スパム電話やスパムテキストを防御するサービス。スパムと思われる相手から電話がかかってきたときには、発信者通知番号機能による認識により、スパムであるかどうかをユーザに伝え、判断を仰ぐ。自分が投入したスパム発信元の電話番号は、Whycall を通じて共有される。

LiqEase(中国)

世界的に見ても、中小企業の67%以上が人材流動性の必要を感じている。世界で最も多くの中小企業を抱える中国だけでも34%以上の中小企業が大きな人材流動性を望んでいる。LiqEase はブロックチェーンを使い、クレジットギャップ(民間信用ではは賄えない社会的には必要な信用)を埋める金融手段を提供。投資家は金利が史上最安とされる市場環境の中で、高収益が得られる層にアクセスできるようになる。

Dream(イギリス)

Dream は、ブロックチェーン人材プラットフォームを開発。雇用者側がプロジェクトに合った最適なフリーランス人材を、一人一人選んでチームを作る作業の流れではスケールしづらいが、Dream は過去のプロジェクトを人工知能が分析することで、最適なスキルを持った人材をピックアップしチームを作り上げるのを支援する。トークンエコノミーにより、人工知能モデルを開発する上で、新しい決済手段を取り入れたり、ゲーミフィケーションも取り入れたりしている。

Goama(ミャンマー)

Goama は、400件以上のプレミアムなモバイルゲームを低価格のサブスクリプションで提供するサービス。現在200万米ドルを調達中で、うち4分の1ほどの調達は投資家からコミットを受けている。

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