家計簿アプリ「おカネレコ」開発のスマートアイデア、シリーズAラウンドで約1.5億円を調達——AGキャピタル、オークファンなどから

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スマートアイデア 創業者兼代表取締役 江尻尚平氏
Image credit: Masaru Ikeda

家計簿アプリ「おカネレコ」を開発するスマートアイデアは20日、シリーズ A ラウンドで約1.5億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、AG キャピタル、オークファン、名称非開示の1社。スマートアイデアでは調達した資金を使って、最適な家計を実現するためのサポートの自動化を行う事業に注力するとしている。

明らかになっている投資家のうち、AG キャピタルについては純投資だが、オークファンについてはマーケットプレイス事業や販売活動支援を通じた同社の知見を生かし、家計改善に貢献するサービスの開発に取り組むための業務提携を含む。

スマートアイデアとオークファンとの業務提携内容
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スマートアイデアは、以前ノキアでプロダクト・マーケティングに従事していた江尻尚平氏が2012年に設立。同社のフラッグシップアプリである「おカネレコ」については、国内外をあわせて400万ダウンロードを達成している。2016年に同社が採択された MUFG FinTech アクセラレータ第1期では、「おカネNavi」と「チャットボットアプリ」の2つのアプリが評価され、AWS 賞を受賞している。

最適な家計を実現するためのサポートの自動化を行う事業のことを、スマートアイデアでは MRA(Money Robotic Automation)と呼んでいる。いわゆる RPA(Robotic Process Automation)の金融版とも言えるもので、具体的には、これまでファイナンシャルアドバイザーが行ってきた進言などを自動化し、それに基づいたアクションについても自動化するというものだ。

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