排泄予知ウエアラブルデバイス「DFree(ディーフリー)」を開発するトリプル・ダブリュー・ジャパンは、今月20日から排尿予測センサー「DFree Personal」を一般販売することを明らかにした。これに先立ち、1日から一般販売の先行予約を開始した。
同社は、2017年から介護施設などの法人向けに「DFree 排泄予測サービス」、2018年4月から「排泄自立支援サービス」の提供を開始。これまでにのべ約500の介護施設で利用されている。個人向けサービス「DFree Personal」の提供は、正式には2018年7月から開始される予定。「DFree Personal」の販売価格は49,800円(税別)で、14日間の返金保証がつく。6月20日までの先行予約期間中に申し込んだ場合は、5,000円安い44,800円(税別)で提供される。
「DFree Personal」は、従来の介護施設向けのサービスとは異なり、個人向けの日常生活での利用を想定したサービスとなる。本体と携帯端末が直接 Bluetooth 通信にて連携するため外出先でも利用が可能で、従来の排泄予測の機能に加え、歩く・立つ・座るなどの姿勢変化の際の膀胱の変化を補完する補助計測の機能が搭載されている。
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