VR広告のVRizeが3DCGアドネットワーク公開、ゲーム系中心に効果も

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VR(バーチャルリアリティ・仮想現実)空間での広告ネットワーク事業を手掛けるVRizeは6月14日、3DCGを広告素材としてスマホ・PCに向けて配信できるアドネットワーク「3D AD」を公開した。素材にはタップやスクロール、ジャイロ(傾き)操作などの設定が可能になっている。

ネットワークに参加しているメディアの詳細は非公開。同社に確認したところ、ゲーム系メディアを中心に約10サイトほどが参加しており、配信在庫は10億インプレッションほどを確保しているという説明だった。また料金体系はCPM、CPIで単価については条件によって異なるそうだ。

3D ADの例(リンク先でプレビューも可能)

3D素材がより立体的に見えるよう、広告枠を独自に最適化しており、2018年春からゲーム開発企業を広告主に数十件のテスト配信を続けてきた。従来の静止画・動画広告に比較して3倍ほどのクリック効果が出る事例もあったという。3DCG技術はゲーム、アニメ以外にもVirtual YouTuberなどの活用も話題になるなど、一般的な認知が拡大しており、今後、同社ではブランドなどに対しても広告販売を進める予定。

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