五反田に拠点を置くスタートアップ6社がタッグを組み「五反田バレー」を設立——品川区とも協力関係で調印

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五反田バレーを構成するスタートアップのメンバーと、品川区長 濱野健氏
Image credit: Masaru Ikeda

五反田を拠点に活動する複数のスタートアップは25日、共同で一般社団法人「五反田バレー」を設立した。参加するのは、トレタ、freee、ココナラ、マツリカ、よりそう(旧社名:みんれび)、セーフィーの6社。マツリカの代表取締役 Co-CEO 黒佐英司氏が代表理事を務める。

スタートアップが集積する渋谷や六本木に比べ、五反田はオフィス賃料が安かったり、社員が住む可能性のある住宅街にもアクセスがよかったりするなどのメリットがあるものの、依然としてオフィス街やスタートアップハブとしてのプレゼンスが弱い。同団体では当面の目標として、五反田のブランドイメージアップ、地域・企業を超えた連携、社会課題を解決するスタートアップを増やすことに注力する。

左から:品川区長 濱野健氏、五反田バレーの代表理事に就任した黒佐英司氏(マツリカ 代表取締役 Co-CEO)
Image credit: Masaru Ikeda

五反田バレーでは、五反田が位置する品川区などの行政や、大企業・金融機関との連携にも注力するほか、地元コミュニティとの連携を重視する観点から、日野学園で学生向けに「スタートアップでの働き方」を講演したり(2018年12月)、五反田バレー夏祭りに参画したりする予定(2018年8月)。

地域のスタートアップが集まりコミュニティが法人化された事例としては、大阪の「にしなかバレー」などがある。五反田バレーでは、これらの地域コミュニティとも連携を図っていきたいとしている。

設立発表は、伊藤忠テクノソリューションズが五反田で運営するスペース「DEJIMA」で開催された。
Image credit: Masaru Ikeda

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