香港金融管理局、中国の金融大手Ping An(平安)系と組んでブロックチェーンベースの貿易金融を展開へ

by e27 e27 on 2018.7.27

Image credit: strippedpixel / 123RF

香港金融管理局がフィンテック企業の OneConnect(金融台帳通、中国を本拠とする Ping An Group=平安集団の子会社)とのパートナーシップでブロックチェーンを活用した貿易金融システムをローンチした、とフィナンシャル・タイムズが報じている

香港金融管理局はすでに HSBC や Standard Chartered を含む銀行21行から、8月に稼働開始となるこの新システムへの参加を集めている。本システムはブロックチェーン上にあるので、貿易金融やサプライチェーンの金融取引に関する処理時間や書類手続きが簡素化されることが期待されている。なぜならプロセスの各ステップにおける認証や関与する当事者の信用確認が容易になるからだ。

このプラットフォームは香港金融管理局と提携した銀行らが所有することになる。

9兆米ドル規模の世界貿易金融業界のアップグレードを狙った政府主導プロジェクトとしてはこれが最初にして最大の事例となるが、一部の大手銀行はすでにブロックチェーンベースの貿易金融プラットフォームを開始している。そうした銀行には HSBC、Deutsche Bank、Rabobank などがある。

Ping An 副最高経営責任者の Jessica Tan 氏は次のように話している。

個々の銀行が取り組む代わりに、金融管理局が中心となって銀行をまとめようとしているということです。

OneConnect はユーザ認証システムとしてインターネット金融口座管理プラットフォームを構築した。ユーザグループは、銀行、保険、証券、ファンド、ローン、ウェルスマネジメント、支払い、ヘルスケア、革新的なインターネットなどの分野を扱うことができる。迅速な顧客獲得と高精度のマーケティングを狙い、同社はオンラインバンキングレベルのセキュリティアカウント認証サービスを提供する。

Tan 氏によれば、OneConnect の主な特徴の1つは、中小企業に対して貿易金融とサプライチェーンファイナンスへより優れたアクセスを可能にすることだという。

【via e27】 @E27co

【原文】

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