IT求人情報マッチングサイト「braineer」運営のアイデンティティー、約4億円を調達——DGI、Spiral Ventures、SMBC-VCから

by Masaru IKEDA Masaru IKEDA on 2018.7.6

アイデンティティの主要メンバーの皆さん
Image credit: Identity

IT 人材支援サービスを提供するアイデンティティーは先ごろ、DG インキュベーション、Spiral Ventures Japan、SMBC ベンチャーキャピタルの3社から総額4億円を調達したと発表した。調達した資金を使って、同社では求人マッチング情報サイト「braineer career」(正社員転職)「braineer freelance」(フリーランス)「braineer dispatch」(派遣)などの集客強化、プロダクト開発、海外展開などに注力するとしている。

アイデンティティーは2008年8月、自身もエンジニア出身の今野力氏(現・代表取締役)らにより設立。勤務形態に対応した IT 人材の総合支援サービスを提供している。2017年1月からは「braineer」をスタート、さらに、同年12月からは転職・就職した後の人材をフォローアップするためのツールとして「Career Support(career / freelance / dispatch )」というアプリをリリースした。

braineer career
Image credit: Identity

IT 人材支援サービスは世の中に数多く存在し、企業側と人材側の双方から自社を選んでもらうための差別化とブランディングは、特にこの種の業界にとって大きな課題だ。アイデンティティーでは自社メディアの機能を社内に持つことで情報発信の強化に成功している。

braineer と連動するアプリ Career Support では、定期的に簡単な質問に答えてもらうことで、紹介した人材が転職後に問題を抱えていないかを総合的に診断。このアプリで質問に回答したユーザにはマイレージポイントが付与され、たまったポイントに応じてAmazon ギフトと交換することができる。フォローアップを図ることで、紹介人材が転職先で一定のキャリアを積んだ後、次にまた転職しようとする機会が出てきたときに、再びアイデンティティーを頼ってもらえる関係性を維持したい、という意図があるようだ。

今後同社では、braineer の中国語版、ベトナム語版、英語版の開設により海外人材の取り込みを強化。9月以降には、コーディングやエンジニアリングの無償教育サービスの提供、イベントの開催を開始し、認知度の向上と人材集客の強化に努めるとしている。

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