インドネシアのコワーキングスペースチェーンEV Hive、COCOWORKに名称を変更

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インドネシア郵便局本部(ジャカルタ市)にある EV Hive の施設

インドネシアを本拠とするコワーキングスペースチェーンの EV Hive が本日(6月26日)、COCOWORK へのブランド変更を発表した。

同社はプレス声明で、新たなブランド名は「コミュニティ、コラボレーション、ワークスペース」という言葉に由来し、「コワーキングスペースとしての同社の存在意義へのコミットメント」を反映したものだと説明している。

COCOWORK の CEO で共同設立者の Carlson Lau 氏は次のように述べている。

この新たな装いとアイデンティティによって、今まで以上に多くのユーザにアプローチできるようになると確信しています。私たちのルーツはスタートアップ業界ですが、コワーキングのコンセプトは他のタイプのインドネシアの多くの企業にとっても無縁ではなくメリットがあるものと確信しています。さらに、この優れたサービスをインドネシアと東南アジアでより多くの人々に提供していくために尽力いたします。

ブランド変更に関するニュースとともに、同社はジャカルタ州政府とのパートナーシップも発表した。COCOWORK と Gue Startup Jakarta Community(GSJ)のパートナーシップでコワーキングスペース JSC Hive を設立するとのことだ。

現在、COCOWORK はジャカルタとメダンで21ヶ所のコワーキングスペースを運営している。3万平方メートルを超えるスペース、会員数は3,000を超えるとしている。

同社が本ブランド変更の計画を最初に公にしたのは最新の資金調達を発表した6月初め頃で、Softbank Ventures Korea がリードしたシリーズ A ラウンドで2,000万米ドルを調達している。

ブランド変更に加え、COCOWORK は住宅、小売、貸倉庫分野など新規事業のローンチ計画にも言及している。

また、ベトナム、フィリピン、タイなど東南アジア全域で2022年までに100拠点をローンチする地域展開も目指している。

【via e27】 @E27co

【原文】

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