自宅の物置をモノの置き場がない人へシェアする「モノオク」がANRIを引受先とした数千万円規模の資金調達を実施

by SuzukiSekiko SuzukiSekiko on 2018.7.25

IMG_9099.JPG
同社代表取締役の阿部祐一氏

物置のシェアリングエコノミーサービス「モノオク」は7月25日、ANRIを引受先とした第三者割当増資を実施を発表した。調達金額は数千万円規模。同社は以前に名称非公開の個人投資家より出資を受けており、ベンチャーキャピタルを引受先とした金調達ははじめてとなる。株式比率や払込日などは非公開だ。

2017年3月に一時的に荷物を預けたい人と預かってくれる人をつなぐクロークサービスとして公開されたモノオク。2018年3月に物置のシェアリングエコノミーサービスとしてリニューアルされ、トランクルームのような長期保管を対象とする方向性へとピボットした。

使っていない部屋や押入れなどのスペースを同社へ登録し、モノを預けたい人に貸し出すのが同サービスのモデル。同社代表取締役の阿部祐一氏によれば「コンテナよりも環境が整備され、トランクルームよりは安い」というニーズへの訴求を目指しているそうだ。

一畳分ほどのスペースから貸し出しが可能で、登録されているスペースは約1100件。都内を中心に札幌などにも展開している。月額7000円程度からモノの預け入れが可能で、マネタイズはモノを預ける際にかかる20%の手数料だ。

「最終的には隣の人の家に服を預かってもらう、くらいの気軽さでスペースのシェアリングができる世界観を目指しています。借りたい人は無限にスペースを使えるし、スペースがあまっている人は自分の持っている一番身近な資産として、運用することもできるようになるというシェアリングエコノミーを実現したいです」(阿部氏)。

スペースの使用用途は、事務用品の保管や引っ越し、リフォームなどのユースケースが多いそうだ。他の人のものが家にある、という点を気にする人も多いのではないか、という点に関しては「預かるものは使っていないスペースに置いているだけなので、預かる側もさほど違和感はなくスペースを貸し出せる」(阿部氏)ということだった。

今回の調達資金は、スペース借主へのマーケティングに充当。今後1年で10000スペースの確保を目標とする。

ニュースレターの購読について

毎日掲載される記事の更新情報やイベントに関する情報をお届けします!

----------[AD]----------