PLEN Roboticsとシャンティが提携、パーソナル補助ロボット「PLEN Cube」と医療機関向けソリューション「パラメディS」を連携へ

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Tapia や Pepper などコミュニケーションロボットと接続して、医療施設で利用される「パラメディS」
Image credit: Shanti

パーソナルアシスタントロボット「PLEN Cube」を開発する PLEN Robotics と、医療機関向け AI・ロボットソリューションを開発するシャンティは先週、医療・介護・ヘルスケア分野でのロボット開発と販売について、業務提携を締結したと発表した。

PLEN Robotics が開発する PLEN Cube は一辺約7.5cm の立方体ロボットで、カメラ、スピーカー、マイクを内蔵し、フェイストラッキング、音声認識技術を搭載。ユーザが声で指示するだけで、デジタル・ビデオカメラ、IoT 家電リモートコントローラ、インターネット・コミュニケータとして機能する。

PLEN Cube
Image credit: PLEN Robotics

一方、シャンティが開発するパラメディ S は、ロボットによる医療スタッフの業務支援システム(受付・問診・説明)で、体温計・血圧計・心拍計などの医療機能との接続を実現する IoT ハブとしての機能を有するほか、さまざまなコミュニケーションロボットやデバイスへの接続も可能だ。

両社では今回の提携を受けて、PLEN Cube とパラメディ S を接続することで、医療・介護・ヘルスケア分野の業務効率化に寄与するソリューションを研究開発するほか、シャンティによる同ソリューションの法人販売、両社による医療・介護・ヘルスケア分野向けの新たなロボット開発に注力するとしている。

via Shanti

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