中国の不正ワクチン問題を受け、親が子どものワクチン接種記録を調査できる新機能がAlipay(支付宝)に追加

by TechNode TechNode on 2018.8.3

Image credit: sunabesyou / 123RF

先週(7月15日週)中国で起きたワクチンスキャンダルは何百万という家庭を激怒させた。親たちは子どものワクチン接種記録を調べ、問題のあるワクチンでなかったかを調べることに躍起になっている。

Alipay(支付宝)は7月24日に、親がより簡単に情報を得るための機能をアプリ内にローンチした。アプリ内のヘルスケア機能の中で、ワクチン名とロット番号そして製造会社名を入力すると、問題のあるワクチンであるかどうかの判定ができるのだ。もしワクチンの外箱があれば、バーコードを直接スキャンして情報を得ることもできる。

この機能は Alibaba(阿里巴巴)が開発したその他のアプリ、Taobao(淘宝)や T-mall(天猫)、AliHealth(阿里健康)といったeコマースプラットフォームでも使用できる。

このスキャンダルは、中国食品薬品監督管理局が7月15日、Changchun Changsheng Biotechnology(長春長生生物科技)が狂犬病ワクチンを製造する際、定められた規則を破り、データの改ざんをしていたことを発表したことに端を発する。同社にはその3日後である7月18日に、DPT(ジフテリア・百日咳・破傷風)のワクチンが基準を満たしていないとして、罰金340万人民元(約5,500万円相当)が科せられている。

同社は深圳証券取引所に上場しており、株価は100億人民元(約1,630億円相当)近く下落した

中国では、三種混合(DPT)ワクチンは子どもへの接種義務があり、Changchun Changsheng はそのメジャーな製造元であった。国営メディアによると、市場に出回っている4分の1のワクチンが、この会社で製造された問題のある製品だったとされる。

しかしながら、この品質の低いワクチンは当局によって2017年の10月に摘発されていたが、その件が公表されたことはなかった。

【原文】

【via Technode】

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