ヌーラボのプロジェクト管理SaaS「Backlog」がユーザ100万人を突破——開発者以外のユーザ増が顕著に

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福岡に本社を置く SaaS 企業ヌーラボは24日、同社のプロジェクト管理ツール「Backlog」のユーザ数が100万人を突破したことを明らかにした。Backlog のβ版がローンチした2005年からは約13年、2016年の大幅ユーザインターフェイス更改からは、約1年半を経ての偉業の達成だ。今年6月には、Backlog にとって兄貴分的存在であり、ヌーラボにとって同社の旗艦サービスである「Cacoo」のユーザ数が300万人を超えたことを明らかにしている。

最近では、三井住友銀行、トランスコスモス、バニラエア、野村インベスター・リレーションズなど、大手企業が業務改善や商品改善の現場に相次いで導入している。Backlog はプロジェクト管理ツールとしてだけでなく、生産性向上、業務改善を意図した働き方改革を率先ツールとしての位置付けも確立しつつあるようだ。

依然としてユーザの約4割をエンジニアが占めているのの、サービス開始当初にはほとんど利用されていなかった、事務、デザイナー、マーケター、営業など、さまざまな職種に使われるようになったことがユーザ数100万人達成の一因のようだ。ヌーラボでは今後も、「はたらくすべての人」に愛されるツールとしての開発を続けていくとしている。

ヌーラボは6月、オンライン描画SaaS の「Cacoo(カクー)」やチャットツール「Typetalk」とを横断利用できるヌーラボアカウントという SSO(Single Sign-On)のしくみを導入した。ヌーラボアカウントは2016年に機能リリースされていたが、今月実施された本格導入でユーザ管理機能が完全マイグレーションされ、ユーザはヌーラボの複数サービスを一気通貫で利用できるようになった。

via PR TIMES

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