オーディオフィットネスアプリの「BeatFit」、個人投資家や海外VCから約1億円をシード調達——コンテンツを150本超まで増やし正式ローンチ

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東京に拠点を置くスタートアップ BeatFit は、ランニング、インドアバイク、筋力トレーニングなどの有酸素運動を中心としたエクササイズに特化して、オーディオコンテンツを提供する定額アプリ「BeatFit」を提供している。同社は3日、シードラウンドで約1億円を調達したことを明らかにした。

このラウンドに参加したのは、谷家衛氏(あすかホールディングス)、高野真氏(MT パートナーズ)、宗清晶氏(アガスティア)のほか、マレーシアの Asia Venture Group、アメリカの Susquehanna International Group の日本向けファンド。BeatFit にとっては、創業時のアーリーラウンド(調達先、調達金額は非開示)に続く調達となる。

オーディオエクササイズアプリ「BeatFit」(クリックして拡大)
Image credit: BeatFit

2018年4月にβローンチした BeatFit には、複数の有名トレーナーらの協力を得て、初級・中級・上級などユーザの熟練度にあわせ、月に30程度のクラス(オーディオコンテンツ)が随時追加されている。ユーザは月額980円で利用可能。今回、資金調達とあわせ、利用可能なクラスを150以上にまで拡充し正式ローンチした。βローンチからのユーザ推移では30歳以上の利用が多く、特に24時間ジム会員やスピンバイク購入者からの反応が良いとのことだ。

BeatFit は今回調達した資金を使って、ウエアラブルデバイスとの連携などを想定したアプリの機能拡充に注力するほか、店舗数が増えた24時間営業のフィットネスジムへの送客や、スポーツ用品メーカーとタイアップしたコンテンツの開発など、売上ストリームの多角化を図るとしている。

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