中国JD(京東)の日用消費財B2B部門「Xintonglu (新通路)」、コンビニエンスストアのプロジェクトでChina Mobile(中国移動)と提携

by TechNode TechNode on 2018.9.14

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Image credit: JD.com(京東)

中国eコマース大手 JD(京東)の FMCG(日用消費財)オンライン B2B 部門 Xintonglu (新通路)が中国最大手の通信事業者である China Mobile(中国移動)と提携に合意したと地元メディアが報じている。

この契約では、China Mobile は JD がフランチャイズ展開するコンビニエンスストアと、JD のB2B発注プラットフォーム「Zhangguibao(掌柜宝)」をプレミアムトラフィックパッケージおよびブロードバンドサービスとともに利用する小売店をサポートする。同時に、China Mobile は JD コンビニエンスストア顧客向けにカスタムサービスを展開し、JD とともに共同マーケティングキャンペーンをローンチする。

e コマースで中国第2位の JD は中国の小売ブームの波に乗って急拡大中だ。今年になってから同社設立者兼CEOの Liu Qiangdong(劉強東)氏は、年末までに追加で1,000店舗、毎日開店していく計画だと述べていた。

JD の今回提携は、中国の大手国営通信業者のもう1社 China Unicom(中国聯通)と同様の提携からすぐのこととなる。

FMCG のB2B市場は中国のハイテク分野の中で急成長している市場部門だ。中国ではオフライン小売店はセグメント化されており、各ブランドやサプライヤーがこれを取り込んでいく上で必要となる統合化チャネルを形成していく手段として期待されている。JD は Xintonglu と、Alibaba(阿里巴巴)はLST(零售通)と提携してこの事業に取り組んできた。Kantar Retailによると、従来型の小売店舗をターゲットとするこの市場部門は2016年の40億元(約650億円)から2018年には3,300億元(約5.4兆円)に成長すると予測されている。

中国がモバイルファーストもしくはモバイル特化の時代へと進んでいくにつれて、中国のハイテク企業はユーザ体験の拡充を狙い通信事業者との協力関係を加速させている。昨年、Tencent(騰訊)は China Unicom King Card(大王卡)をリリースしている。同カードではメッセージング、支払い、ニュースから音楽、ビデオストリーミングやゲームまで、日常生活に必要なもの全てを網羅する Tencent のアプリのエコシステム上で、データ通信を無制限で利用できる。

【原文】

【via Technode】

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