Kittyhawk、保険調査でのドローン活用に向けて300万米ドルを調達

by Khari Johnson Khari Johnson on 2018.10.12

Flyer-by-Kitty-Hawk
Kittyhawk の一人乗り用超軽量飛行機「Flyer」
Image credit: Kittyhawk

ドローンの運用管理企業 Kittyhawk は3日、300万米ドルの資金調達ラウンドが完了したことを発表した。今回のラウンドは、住宅・財産保険企業で戦略投資家である Travelers がリードした。今回の資金は Kittyhawk の民間向けドローンサービスの拡張に使われることになる。また、Travelers による、自然災害発生地域内外における保険金請求調査へのドローンの活用推進にも使用される。

Travelers はかつて、Kittyhawk のドローンのユーザ企業であった。そのきっかけとなったのが、2016年10月に発生したハリケーン「マシュー」による被害である。ハリケーン「マシュー」によって、ノースカロライナ州とサウスカロライナ州で死者25名、100億米ドル相当の被害がもたらされた。現在 Travelers には、ドローンパイロットして連邦航空局の認可を受けた600名以上の保険外交員がいる。

Travelers の副社長である Nicholas Seminara 氏の声明が VentureBeat へ伝えられた。

ドローンを使って資産の被害を査定することで、お客様の満足度が向上し、損害の査定をより迅速かつ効率的に行うことができます。さらに、従業員と業者の安全性を向上することもできます。当社が調査で収集した膨大な情報の管理を Kittyhawk がサポートしてくれることで、これまでにない速さでお客様が災害から復旧する手助けをできるようになります。

Kittyhawk が提供するのは自然災害への対策だけではない。建築や教育の現場、警察、消防、政府系機関にもドローンを提供している。Hawkeye AI と呼ばれる同社のドローン飛行管理システムは、飛行パターンと操作パターンの検出だけでなく、バッテリーの消費や飛行距離、安全に関するパターンを検出するために使用されている。

AT&T といった企業も、保守検査や自然災害発生地域の支援にドローンを導入している。一方で、民間のビジネスや政府系機関、連邦航空局(FAA)の無人航空システム統合パイロットプログラムに参加する緊急対応職員がドローンをどのように使えるかはまだテストの段階である。

今回の300万米ドルの資金調達は、6月の Bonfire Ventures と Boeing HorizonX Ventures のリードによる500万米ドルの調達に続いて行われた。Kittyhawk はこれまで950万米ドルを調達している。

Kittyhawk はサンフランシスコに本拠を構え、2015年に設立された。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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