クラウド契約書サービス「Holmes(ホームズ)」運営、シリーズAラウンドで5.2億円を調達

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契約書の作成から締結・管理までのワークプロセスを一元化し提供するクラウドサービス「Holmes(ホームズ)」を運営する Holmes は、BEENEXT2、SMBC ベンチャーキャピタル、500 Startups Japan、青柳直樹氏、青柳直樹氏(メルペイ 代表取締役)、永見世央氏(ラクスル CFO)、Paul Kuo 氏(元クレディスイス証券 CEO)から資金調達したと発表した。調達ラウンドはシリーズ A ラウンドで、調達額は5.2億円。これは、同社にとって2017年10月のシードラウンドに続くものだ。

今回の調達とあわせ、社名をリグシーから Holmes に変更した。調達した資金は、財務基盤を一層強化し「Holmes」のさらなる事業拡大を図るべく。開発およびビジネス人材の獲得に充当し、組織体制の強化に取り組むとしている。

Holmes は2017年3月の設立。クラウド上で契約書の作成・締結・管理までを一貫して行える Holmes を2017年8月にリリースした。弁護士が作成した200種類以上の契約書テンプレートから選択し、クラウド上で直接編集が可能。さらに契約書を当事者間相対で紙の形で持つのではなく、クラウド上で共有することにより、印紙代や郵送費を削減することも可能だ(電子契約の場合、印紙税の課税対象とならないため)。今年6月には、この分野の世界大手である DocuSign との連携を開始している。

via PR TIMES

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