福岡のSaaSスタートアップSETE MARES、予実管理分析クラウド「KINCHAKU」のオープンβ版をローンチ

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左から:Mykyta Shevchenko 氏、藤本雅之氏、Besedin Dmitriy 氏
Image credit: Sete Mares

福岡に拠点を置く SaaS スタートアップの SETE MARES(セッティ・マーリス)は7日、予実管理分析ツール「KINCHAKU」のオープンβ版をローンチした。従来、スプレッドシートで管理されてきた予実情報を、会計などの専門知識が無くても管理・分析をを可能にする。

SETE MARES は今年7月、共に XSHELL 出身の Besedin Dmitriy 氏と Mykyta Shevchenko 氏、かっこ出身の藤本雅之氏により設立。前職でいた東京を離れ、昨今のスタートアップコミュニティの盛り上がりを受けて、活動拠点を福岡市内に移しての新スタートアップへの挑戦だ。

予実管理ツールはこれまでにもいくつか存在するが、KINCHAKU では AI を使って、評価・分析後のネクストアクションの提案を行うことを目標としている。CSV でのデータ読込機能に加え、来年にはサードパーティーの会計ツールと連携し、実績データを API 経由で自動的に取り込む機能を実装する計画だ。

この分野では、7月にマネーフォワードがグループ会社化した「Manageboard(マネージボード)」を提供するナレッジラボ、先月末に1.5億円を資金調達した「DIGGLE」を提供するタシナレッジなどが競合となる。

via Kinchaku Beta

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