スポーツ勝敗予測SNS「SportsHero」、地元オンライン決済大手e-payと提携しマレーシアでローンチ

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スポーツ勝敗予測ソーシャルネットワーク「SportsHero」が、オンライン決済サービス e-pay とパートナーシップを組み、マレーシア市場向けにローカライズされたサッカー専用アプリをマレーシアでローンチすることを発表した。

e-pay は、SportsHero のアプリと連携し、スポーツ勝敗予測に参加したい自社ユーザによるチケット購入を促進したい考え。この連携により SportsHero はマレーシア国内の数百万人の消費者へのリーチが可能となる。プレスリリースによると、マレーシア人口全体の65%がサッカーに関心があるという。

マレーシア市場向けに完全にローカライズされた SuperHeroア プリのローンチは、同プラットフォームのインドネシア市場参入、およびスペインのトップサッカーリーグ「ラ・リーガ」とのインドネシアにおける大規模パートナシップの発表に次ぐ形となった。マレーシアは紙幣経済の面においてインドネシアとの共通点が多く、国民の大部分がクレジットカードを所有していない。

SportsHero の CEO である Tom Lapping 氏は次のように語った。

これだけ大規模なサッカーファンのコミュニティが存在するマレーシアへの参入は、以前から確実に視野に入れていました。この多様な市場に参入する際、適切なパートナーを見つけることが鍵となりました。e-pay はアジア太平洋地域では大きな存在感を放っており、毎日数百万ものユーザが利用するこの e-pay ブランドを通して、弊社のユーザベースも急成長する見込みです。

マレーシア市場への参入はSportsHeroにとってだけでなく、世界中のスポーツファンとつながりを持ち、自分たちの愛するスポーツの試合結果を予測するスキルをお互いに披露し合うことを願うサッカーファンにとっても、非常に意味のあることです。

オーストラリア企業 Nevada Iron らから240万米ドルの出資を受け、2016年3月にローンチした Sports Hero は、ユーザが主要スポーツの結果をバーチャルかつリアルタイムで予測したり、互いに競い合ったりすることで SportsHero(スポーツのヒーロー)になることを目指す、ゲーム感覚のソーシャルスポーツ予測プラットフォームだ。スポーツファンは SportsHero のネットワーク上で様々な方法で他のファンと交流し、ゲームをより楽しく、競争的にすることができる。ランキング上位のスポーツファンはリーダーボードに名を連ねることができ、ブランドパートナーから提供される日間、週間、月間の賞品を当てることが可能となる。

マレーシア市場向けにカスタマイズされた SportsHero はマレー語での表示となっており、国内外の主要サッカー試合にフォーカスを置く。マレーシアのユーザに特化した賞品も用意する予定だ。同アプリは同国内でのみダウンロード可能となる。

【via e27】 @E27co

【原文】

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