学校業務、学習の効率化を目指しClassiがEDUCOMを子会社化、教育現場のデータ活用も

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クラウド型学習支援プラットフォーム「Classi」は1月8日、同じく学校教育の現場で支援ツールを提供するEDUCOMを子会社化したと発表した。ClassiがEDUCOMの発行済株式の過半数を取得したもので、かかる費用については非公開。CNET Japanが報じている内容によると「数十億円後半」規模になるという。

両社は初等中等領域において「学習支援」と「校務支援」に関する教育サービスを共同提供する目的で戦略的パートナーシップも締結している。

Classiはベネッセホールディングスとソフトバンクの合弁会社として2014年4月に設立。クラウド型学習支援プラットフォーム「Classi」を提供しており、全国の高校(約5,000校)の4割超となる約2,100校に導入されている。

一方のEDUCOMは全国の小・中学校や教育委員会向けに教職員の校務の効率化を支援する統合型校務支援システム「EDUCOMマネージャーC4th」を提供している。成績処理や学校運営、学級経営に関わる校務全般を支援する。全国の約320自治体、約6,900校の小・中学校にて活用されている。

両社は今後、共同でサービスを提供することで校務負荷の軽減と効率化を図り、先生が子どもたちと向きあう時間の確保につなげる。また、Classiの授業・学習支援系データとEDUCOMの各種校務系データを連携・活用することも視野に入れる。

via PR TIMES

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