XTech、M&A支援事業に参入——M&A BASEを設立し、XTech新卒第一号の廣川航氏が取締役に就任

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左から:西條晋一氏、廣川航氏、手嶋浩己氏

スタートアップスタジオを運営する XTech(クロステック)は18日、M&A BASE を設立し IT 領域に特化した M&A 支援事業に参入すると発表した。M&A BASE の取締役には、XTech 新卒第一号の廣川航(ひろかわ・わたる)氏が就任した。また、M&A BASE の代表取締役には XTech の代表取締役である西條晋一氏が就任した。

XTech は昨年、新事業子会社の取締役に廣川氏が就任する予定であることを明らかにしていたが、それが名実ともに実現された格好だ。廣川氏は慶應義塾大学商学部に在学中で、2019年3月に卒業予定。中学2年生より株式投資を始め、大学進学後は、複数のスタートアップや East Ventures、あすかコーポレートアドバイザリー、トーマツベンチャーサポートなどでリサーチ業務に従事した。2018年8月に XTech の新卒第一号に内定し、Twitter で日々企業動向を分析し情報発信している。

XTech による買収では、昨年10月に実施した地球の歩き方 T&E の買収、11月末に完了したエキサイトの TOB が記憶に新しいところだ。今月にはミクシィ(東証:2121)と、上場企業買収を見据えた M&A 包括連携協定を締結している。

XTech では、新産業である IT 領域で M&A を行うための売り手と買い手の情報収集、PMI を想定したアドバイスができる人材など M&A の基盤が不足していると指摘。特にこの分野に注力するために今回 M&A BASE の設立に至った。M&A BASE では、IT 領域のスタートアップや大企業に対し、専門知識を持つスタッフが M&A に関するアドバイザリー、仲介、デューデリジェンス、PMI の支援などを提供する。

via PR TIMES

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