eスポーツ大会運営のRATEL(ラーテル)に、元メルカリの高城良岳氏と福岡eスポーツ協会会長の中島賢一氏が参画

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左から:非常勤取締役 中島賢一氏、代表取締役 CEO 吉村信平氏、取締役 CPO 高城良岳氏、取締役 COO 吉本砂月氏
Image credit: Ratel

e スポーツスタートアップ RATEL(ラーテル)は26日、元メルカリの高城良岳(たかぎ・よしたか)氏が取締役 CPO に、福岡 e スポーツ協会会長の中島賢一(なかしま・けんいち)氏が非常勤取締役に就任したと発表した。同社は今年4月にシード資金を追加調達し、e スポーツイベントの開催事業や e スポーツ選手同士のボイスチャットアプリ「VOLBOX(ボルボックス)」の開発を強化することを明らかにしていた。新たな取締役の就任に伴い役割を明確化し、組織の基盤強化と意志決定のスピードアップを目指すとしている。

RATEL は2018年10月、福岡在住で現在 e スポーツ歴11年の吉村信平氏により設立された。当初は、eスポーツプレーヤー向けのマルチプラットフォーム「ePS(イーパス)」を開発していたが、現在では、「CoD モバイル」「CoDBOCW」「ApexLegends」「VALORANT」「荒野行動」といった有名タイトルの、e スポーツ正式大会や大規模大会のクリエイティブ制作や配信を、自前やレベニューシェアによる受託サービス「ノバシェア」で運営している。5月には、e スポーツ運営 FENNEL からの受託を発表した。

今回参画する取締役のうち、高城氏は福岡出身で西南学院大学在学中に福岡で起業。2016年にはサイバー・バズにジョインし新規事業の責任者、2018年よりメルカリでプロダクトマネージャーとして新規事業やグロース領域を担当した。今後は、RATEL でプロダクト部門の責任者として、VOLBOX の開発を担当する。

中島氏は、民間IT企業を経て福岡県に入庁。福岡県でコンテンツ産業振興を活発に行い、福岡県 Ruby コンテンツ産業振興センターを立ち上げた。2018年9月には、福岡 e スポーツ協会を立ち上げ、格闘ゲームの祭典「EVO JAPAN2019」を福岡に誘致した。2019年2月に NTT 西日本に移籍し、社会課題をエンターテインメントで解決するソーシャルプロデューサーとして活動している。

via PR TIMES

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