台湾・中華圏でインフルエンサーマーケティング展開、CAPSULEがGxPartnersとふくおかFGから資金調達

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台北オフィスに飾られた、同社所属の YouTuber ら
Image credit: Capsule Japan

台湾などを拠点に、YouTuber などのクリエイター関連ビジネスを展開するカプセルジャパンは16日、GxPartners とふくおかフィナンシャルグループ(東証:8354)傘下の FFG ベンチャービジネスパートナーズから資金調達したと発表した。調達金額は明らかにされていない。また、日本政策金融公庫の新型コロナ対策資本性劣後ローンによるデットでも資金を獲得した。

これは同社にとって、2016年1月に実施した3,000万円の調達(調達法人は SHIRYOUKO STUDIO=詩涼子街頭実況撮影棚)、2019年4月に実施したフジ・スタートアップ・ベンチャーズとポニーキャニオンからの資金調達(調達金額は非開示)に続くものだ。なお、2018年1月には、MCN 大手の UUUM(東証:3990)から1億円を調達し、業務提携したことが明らかになっている。

CAPSULE は、上海を拠点にアドウェイズチャイナの Account Managing Director だった埴渕修世氏(中文でのニックネームは小哈)が2013年に立ち上げたスタートアップ。以前は、モバイルゲームなどの動画マーケティングを行なっていたが、現在は YouTube 中心のクリエイター関連ビジネスを展開。商品・サービス・観光地などのプロモーションを年1,000件以上実施している。

今回の資金調達では、インバウンド系に強いクリエイターへのサービスを拡充し、さらに GxPartners とFFG ベンチャービジネスパートナーズの福岡・九州でのネットワークを活用することで、台湾・中華圏の消費者をターゲットにした、地域の名産品を販売する越境 EC プロモーションや、海外渡航緩和後に期待される訪日インバウンドプロモーションを推進するとしている。

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via PR TIMES

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