特定技能外国人材のマッチングプラットフォーム「tokuty」運営、マネックスVから3,000万円をシード調達

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トクティーのチームメンバー。左から2人目が代表取締役の杉原尚輔氏
Image credit: Tokuty

特定技能人材のマッチングプラットフォーム「tokuty」を運営するトクティーは、シードラウンドで、マネックスベンチャーズから3,000万円を調達したと発表した。同社は、ファンデミーキッズ、外人バンク(運営会社は MTIC)など、英語教育や海外人材雇用を中心に複数の事業を立ち上げてきた杉原尚輔氏により創業。2020年10月に外国人特定技能人材のマッチングプラットフォーム tokuty をβローンチした。

外国人人材の中でも、特に特定技能ビザを持つ人材が求められており、この1年間で需要は7倍まで伸びた。しかし依然として外国人特定技能人材は不足していて、2030年には対象全14業種で625万人が不足すると見られている。これは採用プロセスに原因があるためで、日本の雇用主は全人材の0.4%にしかリーチできず、時間がかかり、また最適な候補者にリーチできていない。

Image credit: Tokuty

外国人特定技能人材の採用には、現地国の人材会社を通す必要があるが、tokuty は多言語対応しており、現地国の人材会社に対し、雇用主からの求人情報を現地語に訳して迅速に共有し、独自アルゴリズムによるスキルマッチングとあわせ、迅速な人材へのリーチを支援する。2021年10月現在、海外の現地人材会社78社と提携していることを明らかにしていた。

トクティは2021年、Open Network Lab の Seed Accelerator Program 第23期に採択され、同年10月に実施されたデモデイで最優秀賞を受賞した(当時の社名は Connectee)。

via PR TIMES

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