スマホの中高生向けオンライン学習塾「アオイゼミ」運営会社がZ会グループ子会社に、登録会員数は40万人に拡大

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スマホの中高生向けオンライン学習塾「アオイゼミ」を運営する葵は12月7日、教育サービスを手がけるZ会グループの傘下に入ることを発表した。

Z会グループのZ会ラーニング・テクノロジが葵の発行済株式を全て取得して子会社化するもので、株式取得にかかる費用等は非公開。11月30日付でグループ入りしており、Z会グループは葵の持つオンライン学習塾の運営ノウハウを活用し、グループでのオンライン学習テクノロジーの強化に努める。

葵の創業は2012年3月。スマートフォンを中心とするデバイスの拡大や、教育業界のインターネット活用の波を背景に、オンライン学習塾「アオイゼミ」を展開。中高生はライブストリーミングで学習塾と同じ従業を遠隔地でも受けることができる。

ビジネスモデルはフリーミアムで、毎日配信される授業は無料で閲覧できるほか、同じく受講しているユーザーと繋がるソーシャルタイムラインなども用意されている。プレミアムプランについては通常のライブ配信では扱わないコンテンツや、個別質問、テキストのダウンロードなどが可能で、利用する内容により月額900円から数千円のものが用意されている。なお、同社は2014年8月にはジャフコから1.2億円の出資も受けている。

葵の創業者で代表取締役の石井貴基氏の話では、会員登録数は現在40万人で、プレミアムプランについても新規契約者数が昨年対比で3倍以上に伸びていることから、今後、Z会グループが保有するリソースも活用してさらなる拡大を目指すということだった。

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