カフェで語学レッスンできるアプリ「フラミンゴ」が「メルカリ アッテ」とサービス連携、アッテ内から外国人講師とのマッチングが可能に

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2018-01-15 23.17.31

外国語を習いたい人と教える外国人のマッチングアプリ「フラミンゴ」は1月16日、なんでも募集できる地域コミュニティアプリ「メルカリアッテ」を運営するソウゾウとのサービス連携を開始したことを発表した。

フラミンゴは外国語を習いたい人と語学を教えたい外国人のマッチングアプリ。料金は初回レッスン1時間500円からで好きな場所を指定し、約35カ国語以上の言語の中から学びたい言語を学ぶことができる。2016年10月に公開された同サービスの現在の外国人講師の登録数は2000人を超える。

同連携により、メルカリアッテのアプリ上で「英会話」などの語学レッスンに関するキーワードを検索するとフラミンゴの登録講師が表示されるようになる。検索後にフラミンゴの講師から語学レッスンを受けたい場合は、フラミンゴのWebサイト上へ遷移後レッスンを予約する。

同社は2016年6月にソウゾウの親会社であるメルカリなどを引受先とした第三者割当増資を実施しており、同時点から開発を続けて今回のサービスリリースに至った。

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フラミンゴに登録する講師たち

同社代表取締役の金村容典氏によれば、日本在住の外国人は約240〜250万人で留学生や外国人教師として働く人たちが多いとのことだ。その中でも就労意欲が高い人をフラミンゴの講師のターゲットとしている。

外国人が日本で暮らしていくのに抱える問題の解決を目指す同社。前回の資金調達時に話していた「外国人が生活の中で物を買う・借りる領域のサービス」に関しても、様々なテストを実施している段階だ。

なぜ同社が語学レッスンのマッチング事業を展開し、外国人講師の登録を増加させていくのか。金村氏に聞いたところ下記のように答えてくれた。

「外国人が日本で『働く』という点において、語学レッスンがどんな人でも一番働きやすい仕事だということが大きいです。留学生も週に約28時間は働くことができますし、語学学校で働く教師も週3〜4日で勤務していることも多いため、残りの時間を使ってレッスンすることができます。逆に他業種だとビザなどが関係して就労のハードルが高くなってしまうケースなどもあります」(金村氏)。

今後は外国人がフラミンゴに登録したくなる機能追加を他社連携などにより実装し、外国人講師の登録を増加する。また「参画する外国人が増えてきたからこそ出来ること」でも外国人の日本での暮らしの向上を目指す。

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