既存のメガネにアドオンできるーーまばたきで撮影可能な小型カメラ「Blincam」を開発する高瀬昇太さん [THE BRIDGE Fes]

by Junya Mori Junya Mori on 2016.1.28

「THE BRIDGE」と「C Channel」のコラボ企画「スタートアップインタビュー」をスタートします。「C Channel」のクリッパーが、「THE BRIDGE Fes」のデモピットに出場するスタートアップにインタビューしていきます。


今回インタビューしたのは、メガネにアドオンする小型カメラを開発するスタートアップ Blincam の高瀬昇太さん。

スマートグラスのようなウェアラブルデバイスは、メガネ型のデバイスを開発する場合が多く、ユーザがそのデバイスをかけはじめるまでのハードルが高い場合がほとんどでした。

高瀬さん「スマートグラスは、ほとんどメガネ一体型です。自分もメガネユーザですが、一体型のものはダサくて付けたくない。自分のメガネをつけていたいと思います。

この感覚を変えられるほどのカッコイイスマートグラスを開発できたらいいですが、UXの観点で考えても既存のツールにアドオンできるもののほうが市場は広げやすいですよね。ウェアラブルメガネに限ったことではありませんが」

Blincam1

Blincamが開発しているのは、既存のメガネにアタッチメント形式で装着できる小型カメラ。重さは30グラムとなっており、メガネのテンプル部分にクリップではめることで装着できるようになっているそうです。

高瀬さん「カメラは、目の周辺の動きを感知してシャッターを切るようになっています。まばたき程度では反応しませんが、「ギュッ」と目をつむるとシャッターを切ります。スマートフォンとBluetoothで接続しているので、スマホアプリ上に撮影した写真が蓄積され、アプリ上から選んで共有したり削除したりといった管理が可能になる予定です」

現在は、プロトタイプを開発中。いまの段階に至るまでに、ディスプレイを付けるアイデアや、動画も撮影可能にしようという案、目の動きだけでなくボタンでも撮影できるようにしよう、など様々なアイデアが出たそう。

Blincam2

「できるだけシンプルにしないと、消費者が理解できなくなる」そう考えた高瀬さんは、機能を可能なかぎり削り、今のプロトタイプとなったそうです。

「まばたきで写真が撮影できる」というユーザにも認知されやすいプロダクトとして、今後、北米の市場に向けてクラウドファンディングなどを実施していく予定だとか。

高瀬さん「日本と比較すると、北米のほうが市場が大きい。また、メガネに装着するカメラなので、プライバシーの問題もあります。ウェアラブルデバイスへの認知も高く、プライバシーに対する感覚も日本ほどうるさくないと考えられる北米でまずチャレンジします」

THE BRIDGE Fesのデモブースでは、Blincamのモックを見ることができるそうです。見てみたいという方は、ぜひ会場にお越しください。

スタートアップによるスタートアップのためのお祭り「THE BRIDGE FES」は、2016年2月19日に開催!デモピット参加100社も募集しているので、関心のある方は情報をチェック!

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