少ないデータでも分析可能、スパースモデリング技術を応用したデータ分析サービスを提供開始 ~ディープラーニングの適用が難しい分野にも対応~

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スマートフォンアプリを使ったヘルスケアサービスを提供する株式会社ハカルス(本社:京都市中京区、代表取締役:藤原健真)は、少ないデータから本質部分を抽出することに優れているスパースモデリング技術を応用したデータ分析サービスを、法人向けに提供開始します。

本サービスは、ハカルスが食事指導・健康管理アプリ「Hacarus」で培ってきたテクノロジーとソフトウェア資産を一般的なデータ分析に適用することで、ディープラーニングに必要とされる大量の学習データが入手できない環境での、コンピューターによる分析・識別作業の完全自動化を実現します。
■サービスの背景

ハカルスでは、昨年6月より東北大学の大関真之准教授をチーフ科学アドバイザーに迎え、スパースモデリング技術を応用した食事指導・健康管理サービスを開発し、スマートフォンアプリ「Hacarus」を通じて健康経営を実践する民間企業やフィットネスクラブなどの法人顧客にサービス提供を行ってきました。

スパースモデリング技術が持つ「少ないデータから本質部分を抽出する」という特性を最大限に活用する形で、欠損したバイタルデータであってもユーザーの健康状態と生活傾向を自動的に分析・識別する手法を確立し、ヘルスケア系サービスの最大の課題であるユーザーによるデータ入力負荷を大幅に軽減しました。

一方で、昨今の機械学習で頻繁に用いられるディープラーニングは大量の学習データが必要とされるため、学習データが少ない環境でのコンピューターによる分析・認識には適用が難しいという課題が多数の法人顧客から寄せられるようになりました。今回、ハカルスが持つヘルスケア分野でのスパースモデリング技術関連のソフトウェア資産を一般的なデータ分析に適用することで、このような課題を解決します。

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