グローバルモビリティサービスとフィナンシャルドゥが業務提携 IoTデバイスを活用したFinTechローンとFinTech保証サービスを提供 

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一億総活躍時代実現に向けた金融環境の整備が進む

Global Mobility Service株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員/CEO:中島徳至、以下「GMS」)と、株式会社ハウスドゥ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:安藤正弘、証券コード:3457)の100%子会社である株式会社フィナンシャルドゥ (本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:鈴木剛、以下「フィナンシャルドゥ」)は、従来オートローン※1の審査に通過しづらかった若年層や高齢層などの与信審査通過枠を拡大する、画期的なFinTechオートローン、及びオートローンを提供するファイナンス会社に対する保証サービスを日本国内において提供を行うことを目的とした業務提携を締結したことをお知らせ致します。
※1オートローンとは、マイカーローンや自動車ローンなどの総称です。

1. 業務提携の概要

GMSは、独自開発の自動車の遠隔起動制御を可能にするIoTデバイス「MCCS※2」とモビリティサービスプラットフォーム「MSPF※3」を活用し、従来は与信審査に通過しづらかった人々へオートローンの提供を可能にしたFinTechサービスモデルを構築し、フィリピンを始めとした新興国市場及び国内市場に提供してきました。
フィナンシャルドゥは、不動産事業を全国展開する株式会社ハウスドゥの100%子会社として、「不動産担保ローン」や「リバースモーゲージの保証」を始めとした革新的な不動産金融サービスを提供し、継続的な成長を続けてきました。フィナンシャルドゥはGMSとの提携により、ハウスドゥ!グループとして初めてオートファイナンス市場へ参入します。
フィナンシャルドゥは、まず2018年5月下旬(予定)に「MCCS付オートローン」の取扱いを開始し、これまでオートローンの審査に通過しづらかったお客様を中心に、ローンサービスの提供を行います。
また今後、「MCCS付オートローン」の取扱いを検討するファイナンス会社に対して保証サービスを提供することで、ファイナンス会社が従来の審査ではローンの提供が不可能であった顧客層にも安全かつ積極的にローンを提供することを可能にし、新たな市場開拓の機会を創出していきます。

※2「MCCS」とは、Mobility-Cloud Connecting Systemの略称で、自動車の位置情報を特定すると共に、安全に自動車のエンジン遠隔起動制御を行い、センシングを可能にするシステムです。
※3「MSPF」とは、Mobility Service Platformの略称で、モビリティを対象とした管理・制御・データ分析等を行い、クラウド上でOpen APIを通じた外部システムとの連携を可能にするプラットフォームシステムです。

2. 背景と課題

今現在、多くのファイナンス企業が貸高を増やすべく新たな顧客層を模索しており、また安心・安全に、遅延なくローンを提供できる仕組みを探している一方で、現在のオートファイナンスにおける審査の画一化・金融の硬直化により、ローンの審査に通過せず、ローンを利用できないという人々が約200万人も存在しており、社会的ギャップが生じています。
一億総活躍社会のスローガンが掲げられる中、若年層や高齢層、自営業者を始めとした「仕事を行うために自動車を必要としている」人々がローン審査に通過できないために自動車を購入できず、活躍の機会を失うばかりでなく、自動車業界としては新車や中古車の販売機会の損失、ファイナンス業界としてはローンやリースなどの金融機会の損失など、様々な市場経済の機会損失が生じているのが実情です。

3. 本提携が実現する未来

本提携により、仕事を行う意欲ある人々が自動車を得て生活を豊かにする機会を獲得すると共に、自動車販売台数の増加に貢献し、またFinTechを活用した新たな金融機会の創出を同時に実現するなど、市場経済における新たな機会創出を各業界において実現していきます。

フィナンシャルドゥが取り扱いを開始するオートローンの概要は、下記の通りです。
<業務提携によるMCCS付オートローン イメージ図>

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