EduLabグループ、イスラエルCodeMonkey Studios, Ltd.にアーリーステージ投資

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広がるプログラミング学習市場に注目し、アジア・中国への事業展開を支援

株式会社EduLab(東京都港区 代表取締役社長:高村 淳一、以下「EduLabグループ」)は、全世界で330万ユーザーを有するイスラエル発のオンライン・プログラミング学習教材開発スタートアップ企業CodeMonkey Studios, Ltd.(イスラエル・テルアビブ市 CEO: Jonathan Schor 、以下「Code Monkey」)にアーリーステージ投資いたしました。
■出資の背景
 イスラエルでは15年ほど前から高校・大学教育や軍のトレーニングにおいてプログラミングを取り入れています。その結果、優秀なプログラマーが多数育成され、同国が米国シリコンバレーに並ぶ世界のハイテク企業の集約拠点として躍進する原動力となりました。
 これを受けて、 オバマ政権を始め、米国IT起業家、経営者等のリーダーも、プログラミングをK12教育や一般教養として学ぶことを提唱し、プログラミング力育成の基礎となるSTEM(Science, Technology, Engineering, Mathematics)教育に予算と資源の投入を開始しています。日本でも文部科学省が2020年度から小学校でのプログラミング教育を必修化する方針を固めました。
 一方、21世紀に求められる人材のスキル*としても、物事の本質を見つける「思考力」、「問題解決力」や「ICTリテラシー」などが提唱されており、プログラミングの学習はこういったスキルを身につけるために役立つものと期待されています。
 Code Monkeyが提供するプログラミング学習教材は、オンラインゲームを通じて初心者や初等教育者も抵抗なく学習を進めることができるようデザインされています。ゲーム化(Gamification)することで従来のプログラミングが専門技術であるというイメージを払しょくし、全世界の幅広い年代の人たちにプログラミング学習の機会を提供することができるものと期待されています。
*21世紀型スキル:Assessment and Teaching of 21st-Century Skills(ATC21S)が提唱している21世紀の人材が身に着けるべき10種のスキル。http://www.atc21s.org/

■今後の展開
EduLabグループのアジア各地域、特に中国本土数か所に展開する拠点における販売網を活かし、Code Monkeyの事業展開を支援してまいります。具体的には、中国を中心にディストリビューターとして販売チャネルの拡大に貢献する予定です。

■Code Monkeyについて
Code Monkeyはイスラエルのテルアビブ市で2014年に設立されたスタートアップ企業です。プログラミングゲーム「CodeMonkey」の開発と運営を行っており、全世界で330万ユーザーを有しています。近年イスラエルでは授業でプログラミングを取り入れる学校が増えており、イスラエル教育省主導のもと全国1,700の学校にCodeMonkeyは採用されています。イスラエルの他、米国、英国、ブラジルなどの教育機関でも採用され、個人投資家からの注目も高く、現在ニューヨークにも拠点を置いています。

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