ソーシャルミュージックサービスの Beatroboが3つの会社から資金調達を受けた。サイバーエージェント・ベンチャーズ、KLabベンチャーズとMovida Japanだ。
3社からの合計投資額は60万米ドル(およそ5,000万円)。beatrobo.comのウェブサイトは英語で書かれており、世界中のユーザーをターゲットにしている。今回の資金調達がこれからの事業拡張の助けになればと期待している。
BeatroboはFacebookのアカウントを持つ者であれば誰でもサインアップできる。サインアップが済んだら音楽を自分のプレイリストに追加したりBeatroboのプラットフォームで再生可能なYouTube動画を取り込んだりすることができる。
音楽や動画にコメントが付けられる他、Beatroboを使う友人と音楽や動画を共有することも可能だ。このサービスのソーシャル面は大変おもしろく、かわいいロボットのアバターが曲を運んで友人との間を行き来するようになっている。しかしBeatroboのサービスはこれだけではない。
「Beatrobo内のロボットは指示を受けなくても自由に動き回ります。あなたに合う曲を探したり、友人の部屋を訪れてオススメをもらって来たりします。同様に、あなたの友人のロボットもあなたの部屋を訪ねて来ます。ロボット達がご主人様に持って帰れるよう、曲を渡してあげましょう」。
不思議なことに、 Beatroboではプレイリスト内の音楽と関係のない動画を追加することもできる。例えば、アトモスフィアやニール・ダイヤモンドといったロックと一緒に、僕の同僚チャーリー・クラスターによる最新のXiaomi M1のレビュー(右のスクリーンショットのように[1])を追加することも可能だ。これは何を探すかにもよるが、検索を少々難しくするかもしれない。
Beatroboは2011年12月にオンラインに登場し、Facebookページ[2]の兆候からもわかるようにかなりホットな話題を集める好スタートを切った(けれども早く静まってしまったが[3])。しかしとても面白いサービスであり、ひと味違った音楽の発見ができる。
試してみて感じたことを教えてほしい。
[1].難しいかもしれないがCharlieのYouTubeではもっと面白いものがきっと見つかる。
[2].このことを教えてくれたAsiajinには感謝している。
[3].Facebookの広告キャンペーンだったらもっと早く騒ぎを起こしたかもしれない。
【via Tech in Asia】 @TechinAsia
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