AcceleratorHKのスタートアップ2期生が、14週間のインキュベータ期間を経て決意を新たに姿を表した。
では、StartupsHKのスタッフの説明と共に5つの新生スタートアップが何を提供してくれるのか見てみよう。
1. CaptainPlanner
CaptainPlannerのコンセプトは、テーマ性のある旅行ツアーに関する情報を集めてお勧めしてくれるというものだ。例えば「九龍ベスト」ツアーでは、Mongkokからスタートし、締めは夜遅くのシーフードレストランをお勧めしている。
その間も素晴らしいアイデアがたくさん用意されている。CaptainPlannerは現在香港エリアにしか対応していないが、同スタートアップはホテルや航空会社とも提携して旅程のアイデアを広げるとともに、サイトのマネタイズも図っていく予定だ。私はこのコンセプトを気に入っており、初めて訪れる都市にいるときはぜひ試してみたいと思う。
2. Dood
Doodには、Yahooっぽいびっくりマークが名前の後ろに付くのだが、ここでは省くことにする。自らをソーシャル広告プラットフォームと呼んでいるが、人が関わる必要性はそこにはないように思える。しかし買い物客が店舗やイベント会場でブランドの入ったフレームで自身の写真を撮る事でクーポンを入手したり特別価格で買物したりできるので、同スタートアップは良い方法だと考えている。ユーザはその後、Facebookなどで撮った写真をシェアすることができる。
私は決して試そうなどとは思わないのだが、試してみたい人のために、DoodはAndroid版アプリが利用可能だ。
3. Gyaan Tel
Gyaan Telはこの中で唯一企業向けにビジネスを行っている。同サービスはインド市場で顧客からの情報をデジタル分析できるように、紙やペンといったアナログに頼っている小売店の商習慣を変えていくことを目指している。同スタートアップは毎月の利用料で収益を上げていく予定だ。派手さはないが、堅実なビジネスのようだ。
4. SoFly
SoFlyはAcceleratorHKの新しいスタートアップの中では最もソーシャルなサービスで、お気に入りのテレビ番組や映画を見逃さないようにしてくれる。タブレット版アプリがリリースされれば、バッジやライブタグを使ってより充実した視聴体験が可能だ。
5. VeryBite
家庭料理に関するプラットフォームビジネスが各国に既に存在しているが、VeryBiteは香港でサービス展開している。同スタートアップのコアなアイデアは、健康的な弁当にありつきたいと願う仕事人間と料理がうまい有能な主婦を結びつけるということだ。
これらがAccleratorHKから卒業したスタートアップ5社だ。インキュベータの後ろ盾のおかげでこれらスタートアップのうち1~2社は既に十分有望であるが、将来的にはそれ以上の評判を耳にすることになるだろう。
【via Tech in Asia】 @TechinAsia
Members
BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。無料で登録する