ジェネストリーム、スケジュール調整サービス「Cu-hacker(クウハッカー)」を人材サービス大手ネオキャリアに事業譲渡

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ビジネスシーンに特化した web ソリューションを提供するジェネストリームは8日、スケジュール調整サービス「Cu-hacker(クウハッカー)」を人材サービス大手のネオキャリアに譲渡したことを明らかにした。事業譲渡に関わる金銭的条件については開示されていない。Store-hacker、Suica-hacker、Reserve-hacker といった、ジェネストリームが持つ Cu-hacker 以外のプラットフォームについては、今後もジェネストリームが開発や運営を継続する。

Cu-hacker は2013年5月にβ版をリリース。ユーザは、スケジュールを開いて、空き時間をタップするだけで日時をテキスト化でき、アポイントの時間を選択すると Cu-Hacker が URL を作ってくれる。この URL はメールや Facebook のメッセージで出席者と共有できる。面倒なスケジュール調整がスマホから簡単にできる。

Cu-hacker のユーザ数は現在3万人。一方、ネオキャリアは2年前に勤怠管理・シフト管理プラットフォーム「jinjer」をローンチしており、現在のユーザは約7,000社。また、グループ会社のネオラボが運営する web 会議システム「calling」では、チャットボットを活用したインサイドセールスや採用面接が自動設定できる機能を提供している。ネオキャリアでは Cu-hacker の譲渡を受け、jinjer や calling とのシナジーや機能統合を模索するようだ。

今回の事業譲渡に伴うインフラ変更に伴い、12月9日(土)の深夜0時〜未明5時までサービスを停止する予定。サービスはネオキャリアによって継続され、運営方針や利用規約の変更などについては、後日ネオキャリアからユーザに通達される。

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