シンガポールとインドネシアに拠点を置くVCのイーストベンチャーズが新たなスタートアップ支援プログラムを発表した。
「イーストベンチャーズ・アルファ」と名付けられたこのプログラムは、創業者ができる限り早くアイデアを形にできるように支援を行う、100日間のプログラムである。
起業支援のためのスペース(貸し部屋)はインドネシアのサウスジャカルタにあるイーストベンチャーズテクノロジーセンターにあるが、現地の起業家でなければならないという決まりはとくにない。
無料のレンタルオフィスと出資に加えて、このプログラムに参加する創業者は強力なメンターネットワークにアドバイスを得られるというメリットがある。
プログラムの締めくくりにはDemo Dayというイベントがあり、参加者たちはベンチャー資本家や投資家らからなるパネルメンバーを前にプレゼンテーションの機会を与えられる。
イーストベンチャーズの共同創設者である衛藤バタラ氏は、「このプログラムによって、インドネシアのネット起業家がどんどん増えることを期待しています」と語る。
前述の通り、インドネシアのIT産業には大きなビジネスチャンスがある。イーストベンチャーズ社はおそらく多くの地元の人材を発掘し、起業家に育て上げることだろう。
更なるプログラム詳細はホームページ east.vc/alpha まで。
情報開示:イーストベンチャーズはこの記事を発行するPennOlson社に出資している
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