これは大きな驚きではない。GREEが自身のメッセンジャーアプリをローンチし、App StoreとGoogle Play上で提供を開始した。とても、とても静かな動きだ。アプリはGREE Messengerという名前で、今回のローンチでは、ダウンロードできるのは数カ国に限定されている。たとえば、iOS版ではオーストラリアのApp Store(無料)でのみ、ダウンロードできる。アンドロイド版はこちらからダウンロード可能だ。
これはアメリカと日本ではまだダウンロード可能にはなっていない。GREEはGREE Messengerが現在のテスト段階を終えたら公式に声明を出すべきだ。
このアプリの機能は、ユーザが期待するすべての機能が盛り込まれている。かわいいステッカー(大きい絵文字)に、グループチャット(100人のフレンドまで対応できる)、写真と映像の共有、連絡帳機能に、Facebookアカウントとの連携などだ。
しかし、GREE MEssengerは、ユーザが互いに電話をかけることは許可していない、少なくとも現時点では。私はこの機能が将来的に追加されたとしても驚かないだろう。GREEは今年が終わる前にあわててメッセンジャーアプリを出し、後ほど改良していこうとしている可能性がある。
このアプリは明らかに、華々しくあっという間に上り詰めたNHN JapanのLINE(世界で9000万ダウンロードに達している)と、Mobageを運営しているDeNAが10月にローンチしているcommに対抗したものだ。
Mixi 上でスマートフォンでユーザ同士がチャットできる新機能「Mixi Message」に同社が対応し、GREE も自社プロダクトに同様の対応を迫られるようになったのは明らかだ。
GREE Messengerのスクリーンショットは以下のとおり。
【via Dr. Serkan Toto – Japan Web Consulting And Advisory】 @serkantoto
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