インキュベイトファンド・日本マイクロソフト、ChatGPTを活用したAIインキュベーションプログラム開催

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インキュベイトファンドと日本マイクロソフトは4月7日、ジェネレーティブ(生成)AIに特化したインキュベーションプログラムを開催することを公表した。プログラムでは技術者や起業家を対象に、ジェネレーティブAIを活用したビジネスの立ち上げや成長に関するサポートを実施する。応募は4月30日までで、8つの事業アイデアを採択予定。

プログラムは5月20日と5月28日の2日間の日程で開催され、その間にメンタリングウィークが挟まる。プログラム参加者にはインキュベイトファンドのスタートアップに関する知見と、マイクロソフト社員の技術知見を活用したメンタリングが受けられる。28日には成果披露するピッチステージが設けられる。

応募対象者は、ジェネレーティブAIに興味があり、起業や事業化を考えている方。個人やチーム、法人、未設立のいずれでも応募可能。今回のプログラムを主導するインキュベイトファンド、石井拓人氏と鈴木雄大氏にどのような起業家に会いたいか聞いたところ、次のコメントを回答してくれた。

「ジェネレーティブAIという大きな激流の中で、ブームを超えて本質的な価値を提供するサービスを一緒に生み出していける方とお会いしたいです。 当領域で新規事業を立ち上げようとされている、または既存事業にGen-AI技術を組み込んでサービスをアップデートしようとされている方は、是非ご応募ください」。

また、今回共催となる日本マイクロソフトはスタートアップ向け支援の「Microsoft for Startups Founders Hub」を運営している。今回のプログラムを担当するMicrosoft for Startupsの陳宇鴻氏に具体的に参加した企業にどのようなメリットがあるか聞いたところ次のように回答してくれた。

「今回のイベントは、とりわけ生成系AIを活用した事業展開に興味を持つ起業家を対象としたものであり、Azure OpenAI Service等、Microsoft AIのポテンシャルを起業家の方々に引き出して頂けることを楽しみにしております。Microsoft for Startups Founders HubのエコシステムにはAIを活用した起業事例が豊富にあり、最大15万ドルのAzure無償クレジットを始め、様々なインフラ提供・技術支援を行っています」。

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