面白法人カヤック、東証マザーズ上場へ

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ソーシャルゲームおよび企業の広告等クリエイティブ開発を請け負うカヤックは、東京証券取引所への新規上場申請を実施し、11月20日承認された(リンク先はPDF)。上場予定日は12月25日で、証券コードは3904となる。市場区分はマザーズで、98万9000株を公募し、39万株を売り出す。(オーバーアロットメントは20万6800株)。主幹事証券会社は大和証券が務める。

価格の仮条件は12月5日に決定し、ブックビルディングの期間は12月9日から12月15日までとなっている。価格決定は12月16日。平成25年12月期の決算は売上高が28億200万円で、経常利益は2億1600万円、純利益は1億3100万円。平成26年第三四半期の売上高は18億9400万円、経常利益は7900万円、四半期純利益は5000万円。主要株主は経営陣の柳沢大輔氏、貝畑政徳氏、久場智喜氏の三人で全体の88.05%を保有している。

カヤックは1998年合資会社として活動を開始、企業広告などのクリエイティブ開発に携わり、「面白法人」のキャッチコピーもよく知られる。2005年1月に株式会社化し、2010年にディー・エヌ・エーのモバゲープラットフォームのオープン化と同時にソーシャルゲーム市場に参入。提供タイトルには累計480万ダウンロードを達成した「ぼくらの甲子園!」シリーズなどがある。

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