社員の適性見える化SaaS「ミキワメ」運営のリーディングマーク、7.6億円を調達

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「ミキワメ」
Image credit: Leading Mark

社員の性格や特徴を見える化する SaaS「ミキワメ」を運営するリーディングマークは14日、直近のラウンドで7.6億円を調達したと発表した。ラウンドステージは不明。このラウンドには、東京大学協創プラットフォーム開発(東大 IPC)、マネーフォワード(東証:3994)、フェムトパートナーズ、AG キャピタル、新生企業投資が参加した。マネーフォワード、フェムトパートナーズ、AG キャピタル、新生企業投資は過去のラウンドに続くフォローオン。

リーディングマークは2008年、2008年創業者兼代表取締役の飯田悠司氏が東京大学在学時に設立。2013年11月に初めて VC からの調達を公表し、以降、複数回のラウンドを経て、今回のラウンドを含めた累積調達額は16.8億円に達した。今回資金を調達した投資家のうち、新規に参画した東大 IPC からは、東大鶴岡研究室(ゲーム AI と自然言語処理が研究対象)との産学連携活動をはじめ、東大のイノベーションエコシステムを活用した、技術面やパートナーシップ強化などの事業拡大に向けた支援を得るとしている。

2020年4月にローンチした「ミキワメ適性検査」は、10分間のアンケートに答えるだけで自社社員の性格特徴を見える化できる。この性格特徴と採用候補者の性格を比較することで、候補者の採用お勧め度や懸念点を確認でき、採用のミスマッチを減らすことができるという。これまでの累計利用企業数は2,000社、累計受検者数は52万名。同社ではミキワメ適性検査を活用し、社員の心の幸福度を可視化・改善する「ミキワメウェルビーイング」を展開しており、今回調達した資金はそのプロダクトと改善に充てる。

アンケート検査などにより、現社員や求職者の性格や適性を見える化する SaaS としては、他にウィルグループ(東証:6089)などが支援する「mitsucari(ミツカリ)」などがある。

via PR TIMES

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