Sassorが電力コスト削減シミュレーションを搭載したビジネス向けサイトをローンチ

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家庭内において電気がどのくらい消費されているかを知ることができる電力管理サービス「Energy Literacy Platform」の提供を行うSassorが、同サービスの飲食業・小売業・オフィス向けビジネスサイトをリニューアルした。

通常、電力会社から送られてくる請求書からでは、冷蔵庫、エアコン、掃除機、テレビなどの家電がどのくらいの電力を消費しているのかはわからない。Energy Literacy Platform(以下、EPL)は、これらの生活シーンの中で利用されている機器が、各々どの程度電力を消費しているのかを可視化し、無駄な電力消費を抑えることにつながるようにとの目的で提供されている。

これを運営しているSassorはユーザがELPを利用することで、日常的の電気消費量に対する意識を高め、電気消費傾向を学習して家庭内の電力リテラシーを高めることで、無駄な電力消費を抑え、家庭におけるエネルギー利用の効率化を促進しようとしてきた。

Energy Literacy Platform from sassor on Vimeo.

SassorではELPを飲食業・小売業・オフィスに向けのサイトも用意しており、今回はそのサイトのリニューアルを実施した。このリニューアルに伴い、ユーザの状況に応じたコスト削減のイメージが描けるように、シミュレーション機能を追加。

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Sessorは、節電活動に取り組んだ場合、およそ10~15%ほどの電力コスト削減へ繋がり、「Energy Literacy Platform」を利用することで消費電力削減と業務オペレーション最適化の実現をサポートできると述べている。

飲食チェーン「Soup Stock Tokyo」の運営などで知られるスマイルズが、運営する同規模の店舗において、売り上げに関係なく毎月の電気料金に大きな違いがあることがあったため、原因究明と改善のためにこのELPの導入を実施したそうだ。

家庭でも店舗でもオフィスでも、意識付けによる節電には限界があると筆者は考える。こうした仕組みを利用して、効率よく節電し、費用を低下させることができるようになれば、ゆくゆくは大きな消費電力の削減につながるかもしれない。

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