香りによる新たなコミュニケーションの提供を目指すデバイス「Scentee」 #monofes3

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先週末の土曜日、2月15日はものづくりとITを中心としたスタートアップの祭典「SAMURAI MONO FESTIVAL」が開催された。前日、大雪が猛威をふるい交通アクセスが悪くなっているにもかかわらず、会場のテレコムセンターには多くの観客が足を運んでいた。

会場の展示スペースでは様々な企業が出展していた。その中で見かけたのが着パフが開発しているガジェット「Scentee」だ。

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「Scentee」は、スマホのイヤホンジャックに挿し、香りを噴霧するデバイス。着ハフは昨年1月にクラウドファンディングサイトのCAMPFIREで資金を集め、同年2月に開催された「SF Japan Night」に参加している。

「Scentee」はガジェットともに、着パフが開発する、Facebook上でのいいね!やメッセージを香りとデバイスの7色のLEDで通知してくれるアプリと共に利用することで新しい感覚体験を提供しようとしている。

匂いの出るシーンの設定をアプリ上から実施し、匂いのカートリッジを変更することで、匂いも変更することが可能だ。

デバイスのカバーを外した様子。ここでカートリッジを入れ替える。
デバイスのカバーを外した様子。ここでカートリッジを入れ替える。

「Scentee」は現在、Amazonから購入することができる。今後卸先なども開拓し、販路を拡大する予定だという。着パフは単なる匂い関連のガジェットを提供していくのみではなく、匂いに関するプラットフォームの構築を目指していくという。

今後、着パフがどのような動きを見せるのか楽しみだ。



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