利用可能な店舗数は23店舗にーちいさなありがとうを伝えるgifteeの戦略を聞く

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今回のStartupDatingは特別回「Startup Dinner with #smileat」として六本木の豚組で開催、沢山の方々にご参加いただいて大変楽しかった。イベントのレポートは別にお送りするとして、ライトニングトークに参加してくれたサービスのなかで気になったものを今回もご紹介させていただく。

gifteeOpen Network Lab出身のスタートアップで、オープン前に取材したことがあるのでサービスの仕組みはそちらを参加にして頂きたい。当時はまだオープン前で実際にサービスが始まったらどうなるか気になっていたので、ビジネス面中心に共同創業者でCEOの太田氏にいまの状況を聞いてみた。

店舗数は19店舗に

最近ウェブ系のスタートアップがよく集まると噂のOnTheCornerなど、カフェが19店舗、レストランが2店舗、花屋が2店舗という状況。ローカル店舗とナショナルブランドの2軸で店舗開拓しているそうだ。【修正:イベント時からカフェの数が15店舗から19店舗に増えているそうだ】

「ローカルは東京、京都、福岡の主にカフェやバーなどに営業をしています。ナショナルブランドは(まだ名前は言えないのですが)いくつかのチェーン店と既に交渉は始めており、とてもいい反応をいただいています」と太田氏。

ビジネスモデルは?スケールはどう考えてるの?

わかりやすいギフトサービスなのでビジネスモデル的にはシンプルだ。gifteeを通じて贈られるギフトチケット、例えばコーヒー一杯はそのお店で提携される価格になっている。gifteeは提携しているお店に集客するかわりにその売り上げの一部を手数料として手にする。

彼らにとって指標となるのは1日どれぐらいギフトが使われたか、という数字だ。「今は1日10杯程度ですが、将来的には700-800トランザクションを目指したい」とのこと。このあたりがどこでブレークスルーするのか、特に重要なのはやはり使える「場所」だ。

リアルなギフトに特化しているだけにその展開の方法はこれからさまざまな検討が必要になってくる。なので前述のナショナルブランドとの提携がうまくいけば、展望が開けるのははやくなるかもしれない。さらにその後、gifteeが伸びるためにはこの店舗開拓を(ある程度までは人海戦術だとして)どのように「ウェブっぽく」スケールさせるかということも重要になるだろう。引き続き注目したい。

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