Ciscoが年次のVisual Networking Index(通称VNI:全世界のIPネットワークの成長と利用状況を予測し、分析することを目的としたCiscoの取り組み)を発表したところだ。同社は2015年までに、インターネットトラフィックは1カ月あたり80エクサバイト以上に達しそうだと予測している。これは現在のトラフィックレベルの4倍である。
アジア地域は、1カ月あたり約24.1エクサバイトという最大のトラフィック量を経験すると予想されており、これは北アメリカより少しだけ多い。注目してほしいのは、この要因は日本ではないということだ。日本だけでみれば、5エクサバイト近くを占めるとされるだけである。
下のグラフはCiscoのアジア地域の分類を表したものだが、日本もこの集合に加えた。予想どおり、韓国はその猛烈に高速なインターネットインフラによって現在世界一のデータ消費国となっている。同時に中国も大いにデジタル欲を高めているようであり、目を離してはいけない。
アジアのトラフィック予測が世界の他地域にいかに匹敵するか、さらに広く理解を得るため、Ciscoはまた鋭いインフォグラフィックをも用意し詳細を述べている(下記画像)。この調査についてのさらに詳しい概要は、「ゼタバイト時代の始まり」という名前の白書でご覧いただきたい。
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