今日(原文掲載は 7月28日)の日本経済新聞によると、KDDI の携帯電話向け広告会社のメディバ社が、東京のノボット社を15億円(192万米ドル)で買収する見込みであることが明らかになった。ノボット社はスマートフォン・アプリ向けの広告最適化/交換プラットフォームを提供しており、 Smaato, ZestADZ, Mojiva, Medialets, BuzzCity などのモバイル広告ネットワークと提携関係にある。
今回の資金調達に先立ち、ノボット社は昨秋、複数のベンチャー・キャピタルから総額1億4,000万円の資金調達に成功している。ノボット社の買収により、KDDI は日本でのスマートフォン広告配信で、トップのグーグル社 Admob に次いで2位の座を手に入れることになり、月間30億インプレッションを稼ぎ出すことになる。
この記事を書いている際、ノボット社からプレスリリースが届き、年内にシンガポール・オフィスを開設することが明らかになった。同社は韓国、台湾、インドネシア、ベトナムなどのアジア諸国にサービスを拡大する計画だ。
PennOlson の読者は、数週間前、ノボット社の CEO 小林清剛氏がシンガポールを訪問した際の、我々のインタビューのことを覚えているだろう。彼は月間21億インプレッションを稼ぎだす、モバイル広告配ネットワーク AdMaker について説明してくれていた。
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