[翻訳News] 中国企業7社の上場調達額、上半期で13億ドルに

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【原文】

2010年の、22社にのぼった中国企業上場の力強い動きに導かれ、今年もニューヨーク証券取引取引所(以下、NY証取)は多くの中国の企業上場を魅了する点で、その上位の存在を保っている。先ごろNY証取が発表した統計では、今年の上半期(6月30日までに)7社の中国企業が同証取に上場した。

7社のIPOのうち、5社はいずれもTMTセクター(技術、メディア、通信)であり、それらは中国最大のSNS「人人網」(証券コード:RENN)、コンピュータセキュリティ製品プロバイダ「360安全衛士」(QIHU)、「鳳凰新媒体(フェニックス・ニューメディア)」(FENG)、子供向け中国最大SNS「淘米網」(TAOM)、クラウド型モバイル向けISP「網秦通訊 (NetQin)」となっている。残りの2社はホイールメーカーの「正興車輪集団(Zhengxing Wheel)」と男性ファッション小売の「左岸服飾(Zuoan Fashion)」。

7社は総額13.33億ドル(=約1,066億円)を調達しており、これは米国で上場している全ての中国企業の調達額の80%を占める。5月29日には、360安全衛士の株式は、上場初日から134%の株価上昇を記録し、過去十年間の米国証取史上、三番目の上げ幅となった。5月4日には、人人網が米国市場で初の上場SNS会社となった。

【via Technode@technodechina


著者紹介:ヤスミン・リー
2011年英国スワンシー大学でTEFL修士課程を修了。中国語教師、英語教師、通訳として活躍中。世界を知るべく、旅をこよなく愛する。北京在住。テックおよびスタートアップに関する執筆に奮闘している。

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