DCMのAndroid専門ファンド「A-Fund」、日中韓米の7社に出資

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【原文】

A-Fund は、ベンチャーキャピタルDCM が今年4月に立ち上げた、Android 特化型のファンドだ。GREE、KDDI、Tencent(騰訊)から1億ドルの資金を調達している。立ち上げから6ヶ月が経過し、同ファンドは第1回目の出資先企業を発表した。DCMが昨夜(10月20日)が発表した内容によれば、出資先は次の通りだ。

  • Appia(米国): モバイル事業者、メーカー、他のパートナー向けに、1日100マンダウンロードを取り扱う、ホワイトラベル(=DoCoMo マーケットのように、特定キャリアの Android端末向けではない)モバイルアプリストアを運営。
  • Billing Revolution(米国): PCI(カード支払規格)準拠のワンクリック支払プラットフォームを通じ、簡単、迅速、安全な支払手段を提供するモバイル決済会社。
  • Happy Elements(楽元素、日本・中国): のべ毎日250万人のアクティブ・ユーザが居るという、Facebook の非英語話者市場で、最大の規模を誇るソーシャル・ゲーム開発会社。日本の Mixi では2位と3位の人気ゲームを提供、中国の開心網では最人気のゲームを提供。
  • KanBox(酷盘、中国): 中国の最大手クラウドストレージ・ファイル共有サービスプロバイダ。
  • Loki Studios(米国): モンスター対戦ゲーム「Geomon」を筆頭に、ユーザの現在位置・環境と連動する革新的なモバイルゲームの開発会社。
  • Kakao Corp(韓国): KakaoTalk の開発会社。世界で2,500万人を抱える、プラットフォーム横断型のモバイル・メッセージアプリを提供。

おっと、毎月一社の割合で投資しているのだね。来週以降、本ブログでは、これら一つ一つの会社について、詳しく解説していきたいと思う。

【via Penn Olson 】 @pennolson

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