中国コマース戦争:Tencent(騰訊)対 Alibaba(阿里巴巴)

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【翻訳 by Conyac】【原文】

昨年度、300億人民元(46億米ドル)もの売上高を計上し、B2C分野推奨リストの第1位に上りつめた(市場リサーチャーiResearch報告)TaobaoのB2C部門にあたるTaobaoMall(淘宝商城)は、待望のB2Cパートナーシップ戦略である”オープンB2Cプラットフォーム”の発表を、現地の各B2Cサイト上(ニューヨーク証券取引所上場企業のDangdang.com(当当)を含む)にておこなった。

Walmartの後援を受けるYihaodian.com(1号店)、電子小売業者Gomeのオンライン分野を受け持つCoo8.com(庫巴)、インターネットファッションブランドVANCL.com(凡客誠品)、マタニティと幼児製品の電子小売業者であるRedBaby.com.cn(紅孩子母嬰商城)などと、その他にも中国の独立した38ものオンラインの一般販売業者から垂直市場に至るまでのB2Cサイトが名を連ねている。

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これらの38のサイトは、主要となるe-ショップを戦略的パートナーシップを通じてTaobaoMall上で展開し、これによりTaobaoMallはTencent(騰訊)のPaipai(拍拍)のB2C分野担当サイトであり、杭州を拠点としたB2C界最大手といえるTaobaoMallの競争相手でもある360buy(京東商城)とQQShop(QQ商城)との市場争奪戦において、より良い位置につけることができるだろう。

TaobaoMallは既に中国国内のB2C市場の48.5%を占めているといわれるが、その一方、360buyは2番手ながらもその割合は18.1%にとどまっている。TaobaoMallの長であるZhangYong(張勇)氏によると、TaobaoMallのサービスはオンライン小売業者と言うよりはプラットフォームプロバイダーに近いものであるという。そのため、TaobaoMallとその他の独立したB2Cサイト間には競り合いなどないと述べる。

今年TaobaoMallの取引高は、1000億人民元(150億ドル)という記録的な数字を計上しようというところで、それは2012年には更に増え2000億人民元(310億ドル)もの数値計上が予測されている。今現在、TaobaoMall上の小売業者の数とブランドの数はそれぞれ5万と7万である。

Tencent、アップデートのリークで競争者を出し抜く

Taobaoに追いつこうと躍起になっているTencentだが、これまでに良い結果をもたらすことはできておらず、ましてやAlibabaの華々しい発表の後におちおち座ってもいられない。深圳市を拠点としたインターネット界の大手は、TaobaoMallを出し抜きユーザーをじらし、また市場の反応を見るためQQ網購(QQオンラインショッピングの意)と呼ばれるスーパーB2Cプラットフォーム上で、アップデート内容とスクリーンショットの数々をリークした。

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QQ網購は、しばらくの間はセカンドレベルドメインのbuy.qq.com(未開示)を通じてアクセス可能になるが、その後来年には、独立したドメイン名へと移行される予定である。これによって、TencentはQQ網購、QQMall、そしてPaipaiと、3つのeコマースの主導権を保持することになり、それぞれが独立的に運営されるB2Cサイト、ブランド、そして個人販売者を担当することになる。

QQ網購がターゲットにしている消費者は、上流・中流の人々で、十分な額の収入を得ており、製品とサービスの品質にこだわりを持つ人々である。運営方法に関して諸事情を知る人の話によると、Tencentはその事業を利権協定のもと、3C、スポーツウェア、コスメティック、衣類、食料雑貨、そして宝石類を含む1つの特定の事業分野をB2Cのいちパートナーに占有的に受け渡すことで運営を進めていくとみられている。

これの意味するところは、Tencentが戦略的な6つのパートナー企業に主導権を持つよう促進するということである。3Cの電子販売業者である51buy.com(易迅)、Zapposの海外サイトの1つである中国のOkbuy.com(好楽買)、そしてオンラインジュエリー販売業者のkela.cn(珂蘭鑽石)がQQ網購プラットフォームに参加し、それぞれ独自のプラットフォームを運営することが確認された。これら3社はTencentによって支援されている。

【via Technode】(@technodechina)