FlipboardクローンのZaker、中国での読書体験を向上させるか

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

世界中で成功しているアプリの多くは、中国でコピーされる。雑誌形式でニュースが読めるアプリFlipboardは、その中国版ともいうべき、FruiT(鮮果)Netease Reader(網易閲読)、そして最も人気のある Zaker をもたらした。今年の盛り上がりを祝って、そろそろミニレビューしてもよい頃だろう。

Zakerは2007年創業のウェブ会社 Dooland(読覧)によって作られ、iPhoneとiPadにそれぞれ異なるバージョンを提供している。今年5月以降、中国でブロックされるようになったなったFlipboardと同様、Zakerは、Weibo(微博)やニュースサイト、雑誌などさまざまな情報源からニュースや興味深い記事を取り込み、適宜内容は更新される。ユーザは、RSS や Google Reader などからニュースサイトを自由に追加できる。

リーダーアプリとして、Zakerは読書体験の向上に貢献したと言えるだろう。ページをめくるのも、あたかも実際に雑誌をめくっているかのようだ。また、Zakerは Sina Weibo(新浪微博)のようなソーシャルネットワークを使い、興味のあるニュースをシェア出来るようになっている。

Zakerにログインすると、一見、Twitter か Weibo(微博)のアプリのように見え、縦にスクロールや検索が並んでいる。直接リンクをクリックしてニュースを読んだり動画を見たりすることが出来る。スクリーンの右上をクリックすると、Weibo上でつぶやくことが出来る。Zaker のネットワーク上では、お気に入りの追加、つぶやき、コメントが可能で、まるでサテライト・ソーシャルネットワーク(SNSに派生したSNS)のようである。また、つぶやくときはカメラで写真を取ることができる。


Dooland のCEO Chen Chi-he(陳敕赫)氏は、そのコンテンツにこそ、Zaker が優位を保っているカギがあるという。新聞社300社、ニュースサイト800サイト、そして多くの雑誌が、Zaker にコンテンツ・アグリゲーションされることに同意している。中国のテックニュースサイト「Hexun(和訊)」はこう記載している。

「Flipboard のモデルでは、著作権のリスクが残る。我々はコンテンツ事業者と良い関係を作り、この問題を熟慮しなければならない。eコマース、位置情報サービス、ゲームなどの要素も取り入れて行きたいと考えている。しかし現時点で我々が取り組むべきは、ユーザ数の確保だ。」

中国では、地下鉄やバスで通勤途中に読書している人をよく見かける。アップル社やiOSが中国で人気を博している現在、そのような読者を対象とした市場は大きいと言えるだろう。Zakerは中国の読書体験を革新するリーダーとなりうるのかもしれない。

iPhoneでのデモをご覧頂きたい。

【via Penn Olson】 @pennolson


著者紹介:フー・シェン

モバイルとウェブアプリに関心の高い中国人大学生。テックの最新情報を追うのが好き。

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